トレンドがわかる、買える!大人のためのWebマガジン
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未来の自分への最高のプレゼント コモンるみ

わたしはここ数年、帰国すると年に一度、いつものクリニックで人間ドックや健診をします。

友人は30歳の頃から、自分のお誕生日に、人間ドックを必ず予約しています。

お母さまが末期ガンからのサバイバーで、1日も早い発見の重要性を嫌というほど感じたのがきっかけだそうです。

 

それに刺激を受け、わたしも始めました。

 

日本で起業したおかげで税金は日米ダブルで払っていますが、厚生年金保険に再加入することができたことは本当にありがたく、大きく背中を押してくれました。

今年は、友人知人の多くがしている脳ドックも追加しました。

診療所でMRIの検査をすませ、さあお支払いということになり、わたしは目を疑いました。

「えっ? あの検査代が、これですか?」

思わず受付の方に、金額を確認しそうになりました。

ニューヨークでする同じ検査費の20分の1の金額だったのです。

いくら保険が効くとはいえ、ニューヨークの常識で考えると安すぎます。

 

昨年、夫は指を強く打ち、神経を血瘤が圧迫し、どんどん痛くて曲げられなくなりました。

それで、指のMRIを取ろうということになりました。

指一本ですよ〜。

なんと、その時の費用が20万円以上でした。

信じられないことに、保険が効かなかったのです。

 

また、アメリカでは、日系のクリニック以外で、人間ドックのように一箇所でまとめて健診ができるシステムはありません。

胃カメラはどこそこ。

X線は別のどこそこ。

マンモグラムはさらに別のどこそこ。

と、いうように、すべて違う場所にそれぞれアポを取っていかなくてはならないのです。

日本の人間ドックみたいに一箇所ですませることができないのです。

加えて、それぞれの検査にかかる費用がべらぼうです。

 

娘が数年前、ブルックリンに遊びに出かけていた時、気分が悪くなり、一緒にいた友だちが救急車を呼ぼうとしてくれました。

 

娘は、しまり屋の夫の娘なので、

「大丈夫、病院に行くほどじゃないから」

と、突っぱねました。

救急で病院にかかればどれだけチャージされるか。

それは想像もつかないほど高額なことを知っていたのです。

でも、とても気分が悪そうだったので、やっぱり病院に行こうということになりました。

ただ、娘は、救急車に乗ると、それだけで10万円以上かかることを知っています。

なので、ウーバーを呼んでもらって病院に行ったという。笑笑

結局、病院では安静にしていて、数時間後迎えに行った夫と帰ってきました。

救急医療は、、、なんと保険が効きませんでした。

その金額を聞いて、呆れてしまいました。

15万円以上でした。

これで救急車に乗っていたらおそらくさらに倍以上したことでしょう。

 

そうなんです。

アメリカは医療に関しては破綻しています。

おちおち病気もしていられない国です。

医療破綻する人があまりに多く社会問題になっています。

アメリカの保険のシステムは、もうね、複雑すぎて日本みたいなシステムをいまから作るのは無理なのです。

一番の問題は、保険のシステムに、保険会社が介入してしまっていることです。

 

ちなみにドイツの皆保険にも保険会社が介入しています。

が、こちらは全て非営利だそうです。

 

医療費が莫大にかかる国アメリカ。

健康でないととても住みづらい国です。

しかも低所得者が多く暮らすエリアほど、どんどん病院がつぶれているんです。

病院は営利団体なので、利益を出さないと存続できません。

そのため、医療費をきちんと払える人が少ないエリアでは、病院の赤字経営が続き、ついには存続できなくなってしまうのです。

 

一方、日本では病気をしても気軽に最高の医療を最低限の医療費で受けられます。

病気になっても、アメリカと比べて、十分の1以下の医療費で医者にかかれ、それが当たり前になってしまうことでしょう。

日本の医療制度は、本当にありがたい素晴らしいレベルです。

しかも今の医学って本当に10年前では想像もできなかったレベルにまで進化しているんですよね。

健康寿命を伸ばすために。

 

毎年、未来の自分へのプレゼントとして恒例の人間ドック、続けたいと思います!

 

 

 

久しぶりの日本への帰国。いろんな場所で晩秋を楽しみました。

 

織田信長ゆかりの岐阜城

代官山の旧朝倉邸

 

恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスツリー

 

 

白洲次郎&正子夫妻が暮らした武相荘

 

やっと行けた武相荘

 

サクッと箱根にも1泊旅行をしました

 


 

 

Article By Rumi Common

コモンるみ(オンラインストアRish NY/リッシュ・ニューヨーク代表であり、コラムニスト)

N Y在住今年で30年。ファッション誌編集者、日系新聞社の現地法人記者、N Y不動産の売買を経て2011年東日本大震災をきっかけに日本とN Y州で起業。著書に「N Y発幸せになれる体質作りGiving 上流の極意」(廣済堂出版)「N Y発世界基準の女の心得」(武田ランダムハウスジャパン)「NY流見た目のルール」(カドカワ)がある。オンラインストアRish NY/リッシュ・ニューヨーク代表

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