トレンドがわかる、買える!大人のためのWebマガジン
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50代後半、小紋や紬の着物をワンピース感覚で着たい!

こんにちは!

 

ディレクターの内山です。

 

最近、着物熱が高まっています。

 

着物熱のはじまりは、2018年LaVivant秋冬号で米沢織りのワンピース作りのために、山形の米沢織りを取材してから。

そこで出会った『紅花染め』の反物から、私の着物熱ははじまりました。

 

山形の米沢で明治17年から続く、紅花織りの「新田」さんで見せていただいた紅花染めの反物。

 

山形県の花に指定されている「紅花」色で染まった反物。

 

山形で紅花が咲き始める7月。

 

咲き始めてから、1週間で満開になる紅花は、棘がまだ柔らかい早朝に摘まれます。

 

摘まれた花は、洗われ、足で踏み傷つけ、発酵することで、鮮やかな赤い色が生まれます。

 

自然の紅花の色で染められた糸から布へ。

 

こちらも「新田」さんで見せていただいた紅花染め。

 

吸い込まれるような美しい紅色です。

 

そんな紅糸から織られた反物に、取材中に一目惚れしました。

 

ピンクから紫、ピーチオレンジと広がる縦シマの紬。

 

優しい色でありながらモダンです。

 

 

 

 

実は、数年前に、「きものsalon」という雑誌の編集長を務めていたこともあり、母も着物好きで、一通りのものは揃えてもらっていましたので、着物はもちろん、帯も小物も見るのも触るのも大好き。

 

喜久子先生も持っていてくださった、編集長を務めていた頃の「きものsalom」。

 

しかし、編集長当時は「私、着物着ません」と宣言していました。

 

というのも、日々の忙しさのなかで、時間的にも余裕のない生活をしていましたし、なんといっても、性格的に着物を着るときにまつわる、ちまちましたこと(着るときに必要な紐やらなんやらを用意したり、脱いだ後の手入れや整理)が面倒で、「性に合わない」と思っていたのです。

 

それが

 

出会いってあるものですね。(笑

 

人って変わるものですね。(笑

 

この反物にもう一目惚れ!!

 

あれ? 着物は着ないんじゃなかった??と声が聞こえる中

 

こんな素敵な仕事の旅先で出会えた紬は、地域の唯一無二の工芸品であり、着て広めることが地域貢献!という言い訳を自分にして、お持ち帰りをしたのです。

 

自宅で、何度、反物を箱から取り出して眺めてはニヤニヤしたことでしょう。

 

 

それがやっと仕立て上がりました!

 

そして久しぶりに、仕立て上がった着物に、腕を通した時、

 

あれ??こんなに着物体系だったかしら??と思うくらい、着物が体にぴったり。

 

帯はモダンなすくい帯。

 

そうなんです!

 

50代後半になり、下半身にボリュームができて、着物がきれいに着こなせる、まあるい体系になっていたのです。(笑

 

これにはびっくり!!

 

洋服は似合うものがだんだん限られてくるというのに。着物が似合ってきましたか!?と何かすとんと落ちるものがありました。

 

40代後半の夏着物。まだ着物が馴染まないほっそりした体系でした(笑

 

こういう時は、いい出会いがあるもので、着物と帯を扱っている、隠れ家のようなお店「嶋屋」の山口喜久子先生に出会えたことも大きく、帯との合わせや、反物から仕立てるときの美しさのこだわりを教えていただきました。

 

それからというもの、実家で眠っていた着物を、チェックしたり、きもの編集長時代に憧れていた、黒ベースの小紋柄も仕立ていただきました。

 

黒のような、紫のような、茶色のようなモダンな小紋。

 

先生との出会いもあり、50代後半にしてやっと着物をたくさん着たい!という思いがふつふつと湧いてきたのです。

 

とはいえ、これからの着物。

 

今は、茶道もしていませんし、パーティーがたくさんあるけではない、結婚式に出席なんてほぼない年齢。(笑)

 

そして、好みの着物も、はんなり「京好み」ではなく、

小紋や紬が好きなのでどちらかというと「江戸好み」。

 

そう、訪問着ではなく小紋や紬を、ワンピースを着るように、カジュアルに楽しんで着たい!のです。

髪型もボブのままで着られる着物。

 

なので、自分でさっと着物が着られるようになりたくて、喜久子先生に着付けを習うことにしました。

 

 

そして、実家から全く袖を通してなかった、朱赤の絞りに、結城紬も自宅にお引越し。

 

 

着物に合う、帯や帯締めを考えるのがとっても楽しいです!

 

先日、先生のところでこちらの小紋にも一目惚れ。

 

明るいベージュに四季折々の小紋柄がなんて美しいこと。

 

着物の沼に入らない程度に楽しみながら(笑

 

60歳になったら、着物もワンピースも同じ感覚よ!なんてことが言える素敵なマダムになっていたいです。

 

あと4年。

 

その前に、まずは着物を収納できる場所つくりから始めねば。

 

GWはクローゼットの断捨離です。

 

★山口喜久子先生の連絡先

きものと帯「嶋屋」

03(3303)7562

 

 


 


Article By Shinobu Uchiyama

1990年(株)世界文化社入社。『家庭画報delicious』『MISS』『MISSwedding』『きものSalon』『GOLD』の各誌の編集長を12年間経て、2016年6月から㈱集英社・ブランド事業部・コンテンツマネージャーになり『LaVivant』ディレクター。『GOLD』編集長時代には、料理本『編集長のお家ごはん』を出版。ファッション、美容はもちろん、ライフスタイル全般への造詣が深く、同世代の読者を導く存在です。クシマクロビオティックコンシェルジュ、オーガニック料理ソムリエ、中医学薬膳、調理師免許の資格を持つ料理家でもある。オスカープロモーション所属

内山しのぶ  
1990年(株)世界文化社入社。『家庭画報』副編集長を務めた後、『家庭画報delicious』『MISS』『MISSwedding』『きものSalon』『GOLD』の各誌の編集長を経て、2016年6月から㈱集英社・ブランド事業部・コンテンツマネージャーになり『LaVivant』ディレクター。『GOLD』編集長時代には、料理本『編集長のお家ごはん』を出版。ファッション、美容はもちろん、ライフスタイル全般への造詣が深く、同世代の読者を導く存在です。クシマクロビオティックコンシェルジュとオーガニック料理ソムリエの資格を持つ。オスカープロモーション所属。